とても古いフルートで海外メーカーの物です。ブリジアルドキーのポスト台座にハンダが盛り上がる程になっていました。
台座を管体から一度外し、不用なハンダを全て取り除いてバフ研磨し、改めてハンダ付けを施して再度、研磨後キーを取り付けました。

とても古いフルートで音程が悪い状態でした、胴部管が木製の為に頭部管の接続部分に異物が付いていました。
管体を7ミリカットした後、ハンダ付けして改善させました。

インラインリングキーのフルートにEメカニズムを付けて欲しい。
通常の形でEメカニズムを付けるとキーの動きが悪くなる事があります。
そこで、イワオフルートでは、小泉 浩先生の協力の元で新しい形のスタイルを採用しています。
最近、非常に「リップアンド管内をピンクゴールドメッキ」に希望される方が増えています。「音」が本当に変わります。
(リッププレートと頭部管の中のみにピンクゴールドメッキを施します。)
今、使用しているフルートは、管の中は勿論、リッププレートの表面、管のキズ、凹みは、出来る限り処理させて頂いた後、メッキ加工となります。
「アルトフルートを使用されている奏者の方から右手の小指のキーが遠いので辛い。何とかならないか?」と言うご相談がありました。
U字管タイプのアルトフルートもありますが、今持っているアルトフルートは直管タイプ。そのようなご要望には、簡易的に対応していましたが、最近では改造して欲しいとの依頼が増えましたので、規格品(アルトフルート 足部管)を作ってしまいました。
「始めは少し違和感を感じたが、使っている内に慣れ、結果として操作性が楽になりました。」と言うお言葉も頂いています。
「母から貰ったフルートですが、銀製のフルートです。古く、へこみやキズも多く、表面もきたないのですが、きれいなフルートに再生可能ですか?」と言うご相談がありました。
お店で販売されている新品フルートまでは行きませんが、限りなく近いフルートに仕上げました。